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パレスチナ議長「千回でもノーと言う」

2020年1月29日 10:58

パレスチナ自治政府のアッバス議長は「千回でもノーと言う」と述べ、和平案を拒否した。

アッバス議長は和平案でエルサレムをイスラエルの首都と認定したことに対し、「エルサレムは売り渡さない」などと強く反発。和平案を「陰謀」と呼んで非難するとともに、「千回でもノーと言う」と述べて、これを拒否した。

パレスチナ自治区では各地で抗議デモが起きるなど、反発が高まっている。

ただ、周辺国の反応は分かれていて、トルコは「領土を奪い取ることが目的だ」と和平案を非難したが、サウジアラビアやエジプトはアメリカの仲介で和平交渉を再開するよう求めている。