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武漢で「日本人1人が重度の肺炎で入院」

2020年1月23日 21:17

中国・北京の日本大使館は、新型コロナウイルスによる肺炎の感染が広がる湖北省武漢市で、日本人1人が「重度の肺炎で入院している」と明らかにした。

在中国日本大使館・岡田勝領事部長「中国武漢市において、日本人の方1名が、重度の肺炎を発症して入院していると承知している」

一方、肺炎が新型コロナウイルスによるものかどうかについては、中国当局から通報を受けておらず、承知していないとしている。肺炎の状態については危機的な状況ではなく、本人とも直接連絡を取り合っているという。

また、北京の日本大使館では、日本人に向けた肺炎の説明会が行われ、武漢に駐在員を置く企業の担当者などが情報収集に駆けつけていた。

武漢に駐在員を置く鉄鋼メーカー社員「明日あさって(日本に)帰る予定だった者は、おそらく、しばらく武漢に残留しなきゃいけない」

日本大使館は、武漢にいる日本人の数など把握を進めるとともに、引き続き情報発信を続ける考え。