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“米朝決裂”北朝鮮の対米特別代表を銃殺か

2019年5月31日 11:01

韓国の主要紙である朝鮮日報は、2回目の米朝首脳会談が決裂した責任を問われ北朝鮮国務委員会の金革哲・アメリカ担当特別代表が銃殺されたと伝えた。

31日付の朝鮮日報は、北朝鮮消息筋を引用し、アメリカ側との実務協議を担った金革哲特別代表が米朝首脳会談が決裂した責任を問われ銃殺されたと報じた。

また、金正恩委員長の側近で対米交渉を統括する立場にあった金英哲前統一戦線部長は強制労働に従事させられているほか、金委員長の妹である与正氏は謹慎中だと伝えている。

北朝鮮では2013年12月、金委員長の叔父にあたる張成沢氏が処刑された。その一方、過去に、朝鮮日報は北朝鮮の芸術団の団長を務める玄松月副部長が公開銃殺されたと伝え、その後、玄氏の健在が確認されたことがある。