俳優のジョーナカムラ（４４）らが１３日、映画「アスリート〜俺が彼に溺れた日々〜」の舞台あいさつを都内で行った。

ＬＧＢＴを題材にした純愛映画。東京・秋葉原で開催中の「第４回　秋葉原映画祭２０１９」でプレミア上映された。
香港、シンガポール、台湾でも活躍中のナカムラは、「みんなが必死になって、全力で駆け抜けた作品です」と紹介し、「近所の方、お友達、家族の方にどんどん拡散して、多くの方に見ていただけるように宣伝のご協力をお願いします」と呼びかけた。

美少年の悠嵩（こんどうようぢ）と運命的な出会いを果たして関係を深めていく主人公・航平を演じ、「『オレ』から『ワタシ』になる変化の途中は経験したことがないので、そこをどう表現するか、いろいろ悩みました」とナカムラ。
日ごろ、ＬＧＢＴの人たちと交流することも多いと明かし、「僕には壁がなく、お仕事をいただいた時にも『喜んでやらせていただきます』って。この作品を通して、まだカミングアウトしていない方がいらっしゃいましたら、この時代ですから『言っちゃってください』っていう願いを込めて、撮影にのぞみました」と話した。