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台風 広島では昼過ぎにかけ最接近の見込み

2018年7月29日 6:55
台風 広島では昼過ぎにかけ最接近の見込み

西日本豪雨の被災地では、28日から多くの住民が台風に備え避難をしているという。

豪雨災害から3週間以上たったいまも1人が行方不明の広島県呉市天応では、住民が28日朝から台風への対策に追われた。

被災地の住民「心配ですね。もう1回ダメになったら住めないのではないかと、不安な気持ちがある」「無駄になっても避難するように心掛けて声かけていきたい」

広島県内では28日夜、被災地を中心に多くの場所で避難指示や避難勧告が出され、住民は避難所で不安な夜を過ごしていた。

現在、安芸郡熊野町や海田町などの一部3000世帯以上に避難指示が出ている。また、三原市全域に避難勧告が出された。

台風は、これから29日昼過ぎにかけて県内に最も近づく見込み。被災地以外でも、豪雨災害の影響で地盤が緩んでいる地域もあり、県は、早めの避難を呼びかけている。