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プーチン氏、大統領選“圧勝”も…課題山積

2018年3月19日 13:00

18日に行われたロシアの大統領選挙はプーチン大統領が70%以上の得票率で圧勝した。勝利宣言では国民に団結を呼びかけたが、国内外の課題は山積している。

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今回、プーチン陣営は「投票率、得票率ともに70%」を目標にしていたとされるが、得票率は70%を超え、圧勝となった。新たな任期は2024年までとなる。

首相時代を含めて四半世紀にわたり、国のトップに君臨し続けることになるが、課題は山積している。まず、国内では経済の立て直しと生活水準の向上が急務。また、外交面ではシリアやウクライナ問題に加え、イギリスでの元スパイ襲撃事件と国際社会からの孤立が深まっている。日本との関係では、北方領土問題を含む平和条約締結交渉が控えていて、5月の首脳会談が最初のヤマ場になる。

事実上の信任投票となった今回の選挙だが、プーチン大統領には集大成としての具体的な成果が求められることになる。