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板谷由夏、舞台初挑戦「精いっぱい生きる」

2017年8月15日 13:23
板谷由夏、舞台初挑戦「精いっぱい生きる」

 女優の板谷由夏(42)が来年4月に東京芸術劇場シアターウエストで上演される「PHOTOGRAPH 51」(作:アナ・ジーグラ 演出:サラナ・ラパイン)で舞台に初挑戦することが15日、分かった。

 ニコール・キッドマンがロンドンのウエストエンドで主演し、好評だった作品が日本に初上陸する。

 主人公は、DNAの二重らせん構造という世紀の大発見をした女性科学者、ロザリンド・フランクリン。世紀の発見をしながらも、ノーベル賞を受賞したのは彼女ではなかった。研究にすべてを捧げた彼女と、彼女を取り巻く5人の男性。科学のために愛や名声を犠牲にする人生とは何を意味するのか…。
 
 板谷は「今回、本作品で初めて舞台に挑戦できることをとてもうれしく思います」と作品との出会いに感謝し、「ロザリンドは意思が強くて、ストイックに研究に集中した、頑固さと純粋さを合わせ持った女性です。『男性』、『女性』という区別なく、1つの物事にここまで夢中になり、生涯を捧げられる方はなかなかいません。私自身も、この仕事をしている中で、自分でも驚くぐらい集中していると気づいたときに幸せだと感じます。おそらくロザリンドも幸せだったと思いますので、その軸を大切にして、精いっぱい、ロザリンドとしての生涯を生きたいと思います」とコメントを寄せた。