政治や芸術文化などの分野で功績を残した人に贈られる春の叙勲の受章者が発表された。日本の音楽文化に貢献したとして、歌手の北島三郎さんが旭日（きょくじつ）小綬章を受章した。

　北島三郎さん「自分でこの道を選んで、この道を追いかけて、そしてこの道を支えてもらって歩いてきているうちに、何か、私がひょっとしたら、少しはお役に立つことができたのかな」

　また、日本の映画界の発展に貢献したとして、女優の富司純子さん（７０）も旭日小綬章を受章した。

　富司純子さん「素晴らしい先輩たちが頂いてらっしゃる末席に入れていただいたわけですから、名誉を汚さないように、微力ながら、これからも与えられた仕事をさせていただきたい」

　宝塚歌劇団出身で女優の鳳蘭さん（７０）も、数多くの舞台での活躍や後進の指導育成に貢献したとして、旭日小綬章を受章した。

　今回、受章したのは４０２４人で、全体の９．５％が女性だった。