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農水相辞任 野党が首相の任命責任を追及

2015年2月24日 10:33
農水相辞任 野党が首相の任命責任を追及

 西川前農林水産相が政治献金問題で23日に辞任したことを受けて、国会では野党側が首相の任命責任の追及に攻勢を強めている。

 西川前農林水産相は自らの政党支部が、国の補助金を受けていた企業から献金を受けていた問題で、23日、辞任した。これを受けて、24日朝、民主党など野党5党の国対委員長は、真相の究明と首相の任命責任を追及することを確認した。また、24日の予算委員会の審議には応じず、基本的質疑のやり直しを求めることで一致し、与党側に伝えた。

 民主・高木国対委員長「西川農林水産大臣の辞任をめぐって、辞めたから問題がすべてクリアされた、全くそういうことではありません」

 会談の中で与党側は「予算審議に影響を与え申し訳ない」などと陳謝し、今週、予算委員会で補充的な質疑を行う考えを伝えた。

 24日の閣議後の会見で、竹下復興相が来年度予算案の審議について「影響が全くないとは言えない」と指摘するなど、政府・与党内には予算案の年度内成立は難しいとの見方が出ている。