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日本政府、現地動きを注意深く見極める方針

2015年1月31日 3:46
日本政府、現地動きを注意深く見極める方針

 日本政府は引き続き現地でのヨルダン政府と「イスラム国」の動きなどを注意深く見極める方針。

 安倍首相は30日夜も都内の自宅には帰らず、事態が動いたときに備え首相官邸に隣接する公邸に入った。

 一方、ここ数日、日付をまたいで未明まで待機していた菅官房長官と岸田外相は「イスラム国」側から新たな要求の表明など動きがなかったことから、30日夜は11時ごろ帰宅した。

 岸田外相は外務省を後にする際、新たな情報はないと説明した上で次のように述べた。

 岸田外相「様々な情報は絶えず飛び交っています。そしてヨルダンはじめ様々なところで動きは存在します。これからも情報収集に全力で取り組み、分析し、そして我々の方針判断を考えていかなくてはならない」

 政府関係者は「毎日、危機感を持たないといけない」と引き続き警戒する姿勢を強調している。