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山口の鳥インフル 3万7000羽を殺処分

2014年12月30日 19:31
山口の鳥インフル 3万7000羽を殺処分

 山口県長門市の養鶏場で飼育されていたニワトリが、高病原性の鳥インフルエンザに感染して死んだことを受け、県は感染の拡大を防ぐ為、この養鶏場のニワトリ約3万7000羽を殺処分した。

 鳥インフルエンザの感染が確認されたのは、長門市日置中の養鶏場。県では職員を派遣し、この養鶏場で飼育されているニワトリ約3万7000羽を殺処分し、感染の拡大を防ぐため、現場の農場から3キロと10キロの地点を中心とした国道や県道13か所に消毒ポイントを設置し、通過する車などの消毒を行っている。

 30日昼過ぎには、阿部俊子農林水産副大臣が県庁を訪問し、村岡知事に国の対応を説明した。

 阿部副大臣「殺処分の対象になったニワトリに対する手当の交付、さらには(原因究明のための)疫学チームを現地に派遣します」

 県では殺処分を終えた後ドラム缶に詰めたニワトリを運び出し、山口県山陽小野田市の処分業者で焼却する方針。