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NYダウ26ドル安 終値1万6276ドル

2014年3月25日 7:33

 週明け24日のアメリカのニューヨーク株式市場・ダウ平均株価は、ウクライナ情勢を受けた欧米によるロシアへの制裁を警戒するなどして値を下げる展開となった。

 朝方は大きく値を上げて始まった24日のニューヨーク株式市場。これは中国の景気指標が振るわなかったことを受けて景気刺激のための中国の政策を期待したためだった。しかし、この値上がりを打ち消したのが、ウクライナ情勢をめぐるロシアに対する制裁の警戒感だった。

 さらに前週のイエレンFRB(=連邦準備制度理事会)議長の会見で、事実上のゼロ金利政策が終わるタイミングが予想より早くなるとの観測もいまだに重石となっている。

 この結果、ダウ平均株価は前週末比26ドル08セント安の1万6276ドル69セントで取引を終えた。また、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同50.40ポイント安の4226.39だった。