都知事選、舛添氏が当選 政界の反応は
9日に投票が行われた東京都知事選挙で、無所属の新人で元厚労相の舛添要一氏(65)が初当選した。都知事選の結果について、政界の反応。
舛添氏は9日夜、自民党本部を訪れて協力への謝意を伝え、挨拶に立った菅官房長官は「舛添知事の誕生は安倍政権にとっても極めて大きな成果がある」と述べた。
自民党・石破幹事長「エネルギー政策についても現実的なものとして(有権者に)理解された。(舛添氏が)企図されたか存じないが、小泉元首相のワンイシュー選挙をりょうがした」
民主党・松原都連会長「国政に対する影響が(選挙結果によって)生まれるという風には考えていない。(細川氏は)争点を絞り込みすぎたようなきらいがあったのかなと思う」
細川氏を支援した小泉元首相は9日夜、「残念な結果」だとする一方、「これからも『原発ゼロ』の国造り目指して努力を続けて参ります」とコメントを発表した。
また宇都宮氏を支援した共産党の山下書記局長は「大健闘だった」とした上で、候補者同士の政策論争の機会が少なかったことを敗因の一つに挙げた。