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五輪招致 東京のライバル2都市もプレゼン

2013年5月31日 10:01

 ロシアのサンクトペテルブルクで30日、2020年オリンピック・パラリンピック招致をめぐり、東京と争うトルコ・イスタンブールとスペイン・マドリードもプレゼンテーションを行い、それぞれの魅力をアピールした。

 イスタンブールは90%を超える開催支持率の他、人口の50%以上が30歳以下という若さや高い経済成長率など将来性を強調。公共交通機関などインフラの整備も順調に進んでいるとして、イスラム圏初のオリンピック開催を訴えた。

 トルコ・クルチスポーツ相「イスタンブールは五輪開催の能力と責任を持ち合わせた西洋と東洋をつなぐ都市です」

 マドリードはヨーロッパの債務危機による経済への懸念を払拭することを重視。貿易担当の大臣自ら、輸出を中心として経済が回復傾向にあると、データを示して強調した。

 両都市とも20分の制限時間を2~3分オーバーし、魅力をアピールした。

 開催地決定まで3か月余りとなり、招致合戦が熱を帯びている。