石川・金沢市にある日本三名園の一つ「兼六園」で３１日、年末年始恒例の無料開放が始まり、大勢の観光客が訪れている。

　例年、年末年始に４万人余りの観光客が訪れる国の特別名勝の兼六園。名木の枝を雪から守る「雪つり」が幾何学模様を描く園内では、訪れた観光客が北陸らしい冬の風情を堪能していた。

　兼六園の無料開放は来月３日まで行われ、３１日夜から来月１日朝にかけては、隣接する金沢城公園も含め、夜間も開園される。