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尖閣沖の領海に中国船が侵入 総選挙後初

2012年12月21日 17:51

 沖縄・尖閣諸島沖で21日、中国の海洋監視船3隻が日本の領海に入った。領海侵入は、日本の総選挙後では初めてとなる。

 海上保安庁によると、21日午前10時20分頃、尖閣諸島・久場島沖で、中国の海洋監視船3隻が相次いで日本の領海に入った。領海の外側の接続水域には、漁業監視船1隻も航行を続けており、海上保安庁の巡視船が領海に入らないよう警告を続けている。

 尖閣諸島周辺で中国の監視船が日本の領海に入ったのは、9月に政府が尖閣諸島を国有化して以降19回目だが、今月16日の総選挙で自民党が政権復帰を確実にして以降では初めてとなる。