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PM2.5で熊本県が初の“注意呼びかけ”

2013年3月5日 15:38
PM2.5で熊本県が初の“注意呼びかけ”

 微小粒子状物質「PM2.5」について、熊本県は5日朝、国の指針が出てからは全国で初めて、なるべく外出を控えるなどの注意の呼びかけを行った。

 熊本県内では、北部の荒尾市で5日午前5時に1時間あたりのPM2.5の濃度が、平均で1立方メートルあたり91マイクログラムを観測し、午前8時には110マイクログラムまで上昇した。このため熊本県は、1日あたりの平均が環境省の指針の70マイクログラムを超えると予想されることから、午前7時に注意を呼びかける情報を発表した。

 注意を呼びかける情報が出たのは、環境省が指針を出してからは全国で初めて。

 石原伸晃環境相「どのような環境被害が出るか知見がない。健常な方には大きな影響はないと思うが、ぜんそくなどの方は気をつけていただきたい」

 熊本県は不必要な外出を控えることや、外出するときはマスクを適切に着けることなどを呼びかけている。