サッカー・ベルギー１部のシントトロイデンと基本合意したと発表された香川真司が１１日、記者会見を行いました。背番号は、契約後に発表されるということです。

会見では「興奮していますし、何より早く現地に行って、プレーしたい」と心境を語った香川選手。

去年１月にギリシャのＰＡＯＫに加入しましたが、試合出場は４試合にとどまり、１２月には双方の合意の上で契約を解除していました。

Ｊリーグ復帰について問われた香川選手は「考えるところとはありましたけど、ヨーロッパに残ってチャレンジしたい気持ちがシンプルに上回りましたし、そこで成長できることが一番の要因になったのでこの決断をした」とコメント。

海外でプレーを続ける理由について「海外でたくさんの経験をさせてもらった。いいことも、悪いこともそうですし、壁にぶちあたることが大半だったけど、その都度、壁を乗り越えてやってきたと思う。
厳しい逆境は人を大きく成長させると体現してきたと思うので、今回もそれに打ち勝たないといけないと思うし、自分自身今の状況で終われないし、去年１年の悔しさを非常に強く感じているので、これを自分の力で証明するしかない。その環境がヨーロッパにあると感じているので、だからこそチャレンジしたい」と決意を語りました。

そして「自分の力を改めて証明したい気持ちが非常に強いので、そのためにやらなければならないことを徹底してやっていきたい。１つでも上にいけるよう、成長できるように頑張っていきたい」と新天地での活躍を誓いました。