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中国・北京に隣接の天津市でオミクロン確認

2022年1月9日 17:25

中国の北京に隣接する天津市で、新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」の市中感染とみられる感染が確認されました。北京では冬季オリンピックを目前に控えていて、警戒が強まっています。

中国メディアによりますと、中国当局は9日、天津市で確認された2人の感染例について、オミクロン株であることを確認したということです。2人は海外からの渡航者と接触した形跡もないということで、オミクロン株による市中感染の可能性も指摘されています。

天津市はこれを受けて、1300万人を超える市民全員を対象にしたPCR検査を行うと発表しました。

天津市に隣接する北京では、来月4日に冬季オリンピックの開幕を控えていますが、北京市は「不要の場合、天津市に行かないように」と呼びかけるなど、警戒を強めています。