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横浜FM天野純「停滞は退化」韓国移籍決断

2022年1月8日 19:40
横浜FM天野純「停滞は退化」韓国移籍決断

J1の横浜F・マリノスは8日、MF天野純選手(30)が蔚山現代FCへ期限付き移籍すると発表しました。期限付き移籍期間は2022年12月31日までとなっています。

2014年から横浜FMでプレーしてきた天野純選手は、日本代表経験も持つ技巧派レフティー。19-20シーズンにはベルギー2部のロケレンでプレーしました。昨季は横浜FMでリーグ戦34試合に出場し、3ゴールをマークしていました。

以下、天野選手コメント

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横浜F・マリノスに関わる全ての皆様へ

最高のチームメイトと、日本一のファン・サポーターに囲まれるF・マリノスでの毎日は、家族のようで楽しく、そして自分が恵まれた環境にいる事を日々実感しています。それと同時に、その環境に甘えてしまっている自分がいる事を感じていました。何より、ここ数年の自分に納得できず、このままでいいのかと危機感を覚えていました。停滞は退化ではないのかと考えるようになりました。ここで再び何かを変えなくてはいけないと思っていました。

そのタイミングで、一昨年のACL王者でもあり、アジア屈指の強豪クラブである蔚山現代から話が来ました。その厳しい環境で、日々の練習に揉まれる事で、もっと強くて逞しい選手に成長できるのではないかと考えました。

ギリギリまで悩み、なかなか決断を下す事ができませんでした。

数年後の自分はどうなっていたいのか。そのためには、いま何が必要なのか。それらの熟慮を重ねた結果、今回の決断に至りました。のちに、この決断を正解にできるのは自分自身しかいません。

1日1日を無駄にせず、自分自身と向き合い、もっと成長してきます。


写真:アフロ