中東のイスラエルで２日、６０歳以上の人などを対象に、新型コロナウイルスワクチンの４回目の接種が正式に承認されました。

イスラエルでは先月から、高齢者施設の入居者や免疫力が低下している人などを対象に、世界に先駆けて４回目のワクチン接種が始まっています。

ロイター通信によりますと、イスラエルのベネット首相は２日、４回目のワクチン接種について、６０歳以上の人や医療従事者も対象にすることを正式に承認したと発表しました。

ベネット首相は、「今後、１日の新規感染者数が５万人となり、過去最多を更新する可能性がある」として感染拡大に警戒感を強めていて、改めてワクチン接種を呼びかけました。