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東京オミクロン株25人確認“急激拡大”か

2022年1月3日 22:15
東京オミクロン株25人確認“急激拡大”か

東京都では、およそ3か月ぶりの100人超えとなる103人の新型コロナウイルスの感染が確認されました。

小池知事「新規陽性者が3か月ぶりに100名を上回りまして103名。明日からいよいよ仕事が始まるかと思いますけれども、コロナ対策を進めていただければ」

東京都内の新たな感染者は、10歳未満から90代までの103人で1週間前の月曜日(先月27日)と比べて68人増え、去年10月8日以来、およそ3か月ぶりに100人を上回りました。重症者は1人で、死亡した人の報告はありませんでした。

また、都によりますとオミクロン株への感染者が新たに25人確認され、うち、11人は海外への渡航歴がなく、海外渡航者の濃厚接触者でもないため市中感染とみられるということです。感染者はみな無症状か軽症で、21人が入院していて、4人が自宅で入院調整中だということです。

都の担当者は、市中感染とみられる11人について地域的な偏りはみられないと説明していて、「この年末年始でオミクロン株が急激に拡大している可能性がある」として、強い危機感を示しています。

一方、感染が拡大している沖縄県内は3日、新たに130人の新型コロナウイルスへ感染が、確認されました。1日の感染者数が100人を超えたのは、去年9月25日以来です。

また、新たにオミクロン株と判定された感染者は24人で、県内のオミクロン株の確定例は、これであわせて88人となりました。