西川遥輝が楽天入団会見で胸中を語る
日本ハムを自由契約となっていた西川遥輝選手(29)が25日、楽天の入団会見を行いました。
“ノンテンダー”で日本ハムから自由契約となっていた西川選手は「もしかしたら野球ができないんじゃないかという、ちょっとネガディブな考えにもなっていたので決まった時はホッとしました」と胸の内を明かしました。背番号は「6」に決定しています。
▽以下、入団会見コメント全文
――入団して率直な思いは?
また野球ができることに非常に喜びを感じています。
――所属が決まらない間どんな思いで過ごしていた?
本当に不安でしたし、もしかしたら野球ができないんじゃないかという、ちょっとネガディブな考えにもなっていたので、決まった時はホッとしました。
――イーグルスを選んだ決め手、交渉の中で心に残っている言葉は?
石井監督に「これは運命なんだ」と言ってもらえたことが決め手でした。
――これまで楽天を敵チームとして見ていたが、印象は?
投手野手ともに、バランスの取れた非常にいいチームという印象で、楽天にサヨナラ負けが非常に多かったイメージがあります。
――仙台の印象、たのしみにしていることは?
仙台でのファンとの関わりはなかったので、そういったところが僕の中ではたのしみかなと思います。
――背番号「6」については?
12月末で、なかなか僕も決まらない中で、こういった素晴らしい番号いただけたのは非常に嬉しく思います。
――来季の目標は?今季、自分の中ではふがいないシーズンだったので気持ちを改めて自分を見つめ直して、全ての部門でキャリアハイを目指して、そして石井監督を胴上げできればと思います。
――ファンへメッセージは?
オフシーズンで体作りして、いい準備をして、開幕戦に向けていい準備ができると思うので、東北のファンの方の前でプレーするのを楽しみにしています。応援よろしくお願いします
――今の楽天で、自分の長所のどんなところが生かせる?
石井監督からは、出塁率と盗塁を期待していると言われたので、期待されているところは絶対条件として、他の部分で、自分としては打つ方だったり守備で貢献できたらと思います。
――ネガティブな時期もあったが気持ちの変化は?
石井監督とお会いして話をして、今季この成績で終わったにもかかわらず、僕に期待を持っていただいたことがうれしかった。
――これまで石井監督と接点あった?
監督になる前から、お話などはさせていただいていました。
――背番号の「6」驚きは?
僕もこの歳になって、あまり背番号へのこだわりはなくなってきていたんですけど、石井監督から6番と言い渡されて、気にしていなかった自分でも嬉しかった。
――前まで「6」を背負っていた藤田一也選手(今季退団しDeNA)に報告は?
連絡させていただいて、藤田さんの後の6番つけさせていただきますと連絡しました。
――藤田選手がつけていた番号を背負うことで、気持ちはさらに強くなった?
大変光栄ですと言ったんですけど、藤田さんの方から逆に、「俺の方が光栄だわ」と言ってくれてうれしかったし、気が楽になりました。
――ここからキャンプに向けて重点的にやりたいことは?
チームは決まっていなかったんですけど、ずっと体は動かしていたので、昨年と変わらずずっと体を動かしていて1月も自主トレの予定なので、いい準備ができていると思います。
――現在の通算311盗塁、通算350盗塁は意識する?
盗塁数に関しては減らない数字なので、通過点というか、早いうちに達成できればと思います。まだ先があると思うので、そこに目標を置いていないです。
――来年通算350盗塁達成できると思いますか?
いいラインですね、できればと思います。
――楽天の今季1番打者が固定されていなかったが、打順へのこだわりや意欲は?
石井監督の方針もあると思うので、そこに強くこだわりはないですけど、任されたところで、しっかりとした働きができればと思います。どの打順でも僕の仕事は、出塁、盗塁、相手投手へのプレッシャーになると思うので、どの打順でもかわらないと思います。