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中国外相「米国が対抗するなら受けて立つ」

2021年12月21日 3:13

中国の王毅外相は20日に講演し、「アメリカが対抗しようとするなら徹底的に受けて立つが、戦えば双方が傷つく」と述べ、バイデン政権に対中政策の見直しを求めました。

王毅外相は20日、北京でのシンポジウムで講演し、アメリカが中国の人権問題などをめぐり圧力を強めていることについて、「アメリカは何かというと中国の内政に干渉する悪い癖を直すべきだ」と批判しました。

その上で、「アメリカが中国に対抗しようとするなら、恐れず、徹底的に受けて立つが、戦えば共に傷つく」と述べ、対中政策の転換を求めました。

さらに台湾について、「必ず家に帰る旅人であり、人に利用される駒ではない」と述べ、台湾との関係強化を進める欧米各国を強くけん制しました。