拉致被害者・田口八重子さんの兄で、拉致被害者家族会の代表を務めてきた飯塚繁雄さんが亡くなったことを受けて、拉致問題担当相を兼務する松野官房長官は、文書でお悔やみのコメントを発表しました。

松野拉致担当相は、「心よりお悔やみを申し上げ、御冥福をお祈りしたい」とした上で「御存命の間に、妹の田口八重子さんを取り戻し、日本の地で再会を実現できなかったことは痛恨の極みであり、誠に申し訳ない」と陳謝しました。

また、「政府としては、御家族の皆様に寄り添いながら、一日も早い全ての拉致被害者の帰国実現に向け、全身全霊を傾けてまいる所存」と強調しました。