１５日の東京はすっきりした青空が広がり、日差したっぷりの１日となりました。ただ、今週末にかけては全国的に天気はくずれて荒れた天気へと移っていきそうです。

１５日夜は、北陸から北の日本海側で雨や雪が降っています。これらの雲はこのあと弱まっていきますが、今度は西から低気圧や前線の雨雲が広がってくるでしょう。特に西日本の雲は発達していて、九州では雷を伴った激しい雨の降るところがありそうです。

そして、そのあと１７日（金）から１８日（土）にかけて日本付近は冬型の気圧配置が強まります。全国的に風が強まるでしょう。

予想される最大瞬間風速は、１７日は北陸で３０～４０メートル、近畿、中国地方で２５から３５メートル、東北で３０メートルの予想です。猛吹雪や、暴風、高波などに警戒してください。

また、上空には強い寒気が入ってきます。１８日は上空１５００メートル付近で、大雪の目安となるマイナス１２度以下の寒気が北陸地方まで流れ込んでくるでしょう。

北陸の予想降雪量は１７日から１８日にかけて、５０センチから７０センチとなっています。西日本の日本海側も広い範囲で雪となりそうです。積雪や路面凍結による交通障害などにも警戒が必要です。