◇第４回日本スケートボード選手権大会パーク男子決勝（１２日、茨城県笠間市・笠間芸術の森公園内スケートパーク）

日本スケートボード選手権大会・パーク男子決勝で初代王者の笹岡建介選手が２度目の日本一に輝きました。

決勝は８人で争われ、１人３回ずつ制限時間４５秒のランを行い、その中で最も高い点数で順位が決まります。

２０１９年に行われた前回大会で３位に終わり、雪辱を狙う笹岡選手は、準決勝を１位で突破。決勝でも１本目から安定感のある滑りを見せ６６．８７点で１位に立ちました。

さらに、２本目では決勝に進出した８選手の中でただ１人、７０点台となる７０．７３点をマーク。最終滑走前に優勝を決め、２０１８年以来２度目の日本一に輝きました。

圧倒的な強さで優勝した笹岡選手は「大会始まって予選からだんだん調子が上がってきてここまで来られてよかった。２０１９年の日本選手権は３位に終わってしまって、そこから２年しっかり練習して今回日本選手権で優勝できたことが本当に自分の中で次につながると思いました」と、今大会を振り返りました。

さらに、「２０２４年にパリ五輪もありますし、２０２２年にアジア大会もあるので、そこをしっかりめがけて頑張りたい」と、“次”の目標への決意を語りました。