オミクロン株 12の国・地域で…チェコも
新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が確認された国と地域が合わせて12にのぼっています。急速な拡大への懸念が強まり、世界中で水際対策が強化されています。
オミクロン株は、南アフリカや香港、イギリス、ドイツなどで確認されていましたが、新たにオーストラリアやデンマーク、チェコでも確認されました。
また、オランダでは、26日に南アフリカからアムステルダムに到着した2つの便の合わせて61人が検査で新型コロナウイルスの陽性を示し、このうちの少なくとも13人についてオミクロン株の感染を確認したということです。
これまでにオミクロン株の拡大は12の国と地域に及んでいて、感染者が確認されていないヨーロッパ以外の各国も水際対策を相次ぎ発表しています。
アメリカや韓国、東南アジアでもタイや、マレーシアなどがアフリカ南部の国からの外国人の入国を禁止したり、対象国への渡航禁止を勧告したりしています。
また、国内で感染者が確認されているイスラエルはアフリカからだけでなく、全ての外国人の入国を14日間禁止するなど対策を一段と強めています。