日経平均467円安 新変異株の影響に懸念
29日の東京株式市場で日経平均株価は2営業日連続で値を下げました。終値は、先週末に比べ467円70銭安い、2万8283円92銭で取引を終えました。
新型コロナウイルスの新たな変異株の影響で世界経済が再び悪化するのではとの懸念から、東京株式市場では、幅広い銘柄に売り注文が入りました。
また、政府が全世界を対象に外国人の入国を一時的に禁止すると発表したことも日経平均株価を押し下げる要因となり、平均株価は一時550円以上値を下げました。
しかし、先週末、平均株価が750円近く値を下げた反動で買い注文が優勢となる場面もあり、方向感に乏しい展開となりました。
東証1部の売買代金は、概算で3兆3942億円。東証1部の売買高は、概算で15億3062万株。