食事の内容を見守り健康を気遣ってくれるというＡＩ（＝人工知能）が、お披露目されました。

２５日、ＫＤＤＩが発表したのは、食習慣の改善に役立つというＡＩです。天井についたカメラがテーブル上に並ぶ食事を撮影していて、何を食べるのかを解析します。

ＡＩは食卓に置かれたタブレットにカロリーを表示したり、栄養を補うために食べた方がいいものを赤く表示して教えてくれます。

また、とんかつを食べすすめていると、「もう少しゆっくりかんで食べるといいですよ」と、食べるペースを落とすようアドバイスしてくれます。

ＡＩは、カメラが認識した映像をリアルタイムで解析し続けていて、食べる順番やスピードまで把握し、即座に助言することができるということです。

ＫＤＤＩは今後、病院などで、このＡＩの実証実験を行い、実用化を目指すとしています。