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「もっと試合に」若手起用へ中澤の提言

2021年11月18日 0:42
「もっと試合に」若手起用へ中澤の提言

日本時間17日に行われたサッカーW杯アジア最終予選 オマーン×日本。1-0で勝利したこの試合を受け、元サッカー日本代表、中澤佑二氏が日本テレビのインタビューに応じました。

この試合で中澤氏が特に注目したのは、決勝点をアシストするなど得意のドリブルで何度も相手を脅かした東京五輪世代の三笘薫選手(24)や中山雄太選手(24)ら“若手の活躍”。自身の経験も踏まえ、その思いを語りました。

森保一監督が三笘選手らを後半から起用したことについて「練習する時間がないことで、大きく(メンバーを)変えない、というのが森保監督の信念だと思う。『前半0-0になるのでは』というプランで、『後半に三笘選手などを入れて少し活性化させよう』という意図があったのかもしれない。後半残り20分ではなく、(後半)頭から使ったということは非常によいポイントだった。『このままだと勝てないから三笘を使って左から崩していくぞ』という意図が見えた」と見解を示しました。

その一方で「僕自身もトルシエジャパンの時にオリンピックからA代表のコースを歩んできた選手をたくさん見てきた。僕はもっと(東京五輪世代が)スタメンでも使われてもいいのかな、という思いもあります。それだけのポテンシャルを持った選手がたくさんいるので、そこ(東京五輪世代)とA代表のメンバーがうまく融合できるのが一番望ましい。『成長した若い選手がいるからこそベテランも頑張らなきゃいけない』と非常にいい効果が得られると思いますので、若い選手たちというのはもっともっと試合にも出れる権利があるのかなと思います」と若手の積極的起用が、今後の日本代表の進化の鍵になると話しました。