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ロシア“非労働日”最終日も…感染収まらず

2021年11月8日 5:17

ロシアでは新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、先月末から「非労働日」と呼ばれる経済活動の制限が続いてきました。7日に最終日を迎えましたが、収まる兆しは見えていません。

ロシアでは、新型ウイルスの感染拡大を受け、政府は「非労働日」として経済活動を制限し、不要不急の外出を控えるよう呼びかけてきました。

しかし、多くの市民らが外出する姿が見られ、最終日の7日もモスクワの赤の広場では、およそ2000人が集まるイベントが行われました。

市民「(非労働日で)効果があると思えない。個人的な意見だが全く意味がないと思う」

感染が収まる兆しは見えず、6日にはロシア全土の新規感染者は、4万1335人と過去最多を記録しました。

一部の自治体では、「非労働日」の延長を発表していますが、感染が最も深刻なモスクワの市長は、「状況は安定している」として延長しない方針です。