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ムロツヨシ「感無量」満席の映画舞台挨拶

2021年10月24日 20:26
ムロツヨシ「感無量」満席の映画舞台挨拶

俳優のムロツヨシさん(45)が23日、自身初主演の映画『マイ・ダディ』の公開後記念舞台挨拶に登場しました。

映画は、最愛の妻を亡くし男手ひとつで娘を育てるムロツヨシさん演じる主人公・御堂一男と、中田乃愛さん演じる娘・ひかりの親子を描いた物語。ある日、ひかりが“白血病”で倒れ父・一男が娘を救うため奮闘する感動作です。

9月に開催した公開初日舞台挨拶は、観客を半分に減らしおこなわれましたが、今回は満席で実施されました。

公開初日舞台挨拶で「いつか本当の満席の景色を見たい」と話していたムロさん。この日は、大勢の盛大な拍手で歓迎され「本日このような日にこの劇場に足を運んでくださって本当にありがとうございます。本当に本当に感動、感無量でございます」と感謝の気持ちを明かしました。

すると、司会者が「もうね。もう“満席”“満席”の話になっちゃいますけども、改めてどうですか?」と質問すると、ムロさんは「満席にする難しさを痛いほど分かってて、更にこのご時世でさ。ただでさえこんなご時世じゃなくても満席にできなかった男よ。1回、出演者よりも少ないお客さんの数で舞台やった男だよ。16人の芝居で(お客さんが)8人しかいなかったときがあったんだから」と自虐を披露し笑いを誘いました。

また、舞台挨拶では質問コーナーも実施。「演じた役と自身の似ているところや共通点は?」と聞かれたムロさんは「何か悲観的なことがあっても悲観しすぎないようにするところは似てる。一男って結構何かあっても時間をかけるけど、どうにかしてできることはないか探すんですよ。打ちひしがれるじゃなくて、立ってるんですよね、受け入れて。いろんなことを受け入れていくっていうスピードは似ているかなと思います」と語りました。