非常に珍しい“親子ヒグマ”民家の目の前に
民家の目の前を悠々と歩くヒグマ。その近くには、一回り小さい子グマの姿もあります。
この映像は今月14日、北海道の羅臼町で撮影されたものです。あたりを自由に走り回っているのは子グマ。しかし立ち上がると、窓の高さほどの大きさです。
羅臼町役場によりますと、このヒグマの親子は人慣れしていて、これまで知床半島の反対側で目撃されていましたが、ことしは目撃された羅臼町側のほうが、エサとなるサケやマスの遡上(そじょう)数が多いことから、エサを求めてやってきた可能性もあるということです。
ヒグマはこの後も、住宅が立ち並ぶこの付近での目撃が相次いだため、翌朝、駆除されました。母グマが202キロ、子グマが112キロで、ここまでの大きさになるのは非常に珍しいということです。