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調布陥没“問題なし”も…地盤よわく 亀裂

2021年10月13日 17:27
調布陥没“問題なし”も…地盤よわく 亀裂

去年、東京・調布市で起きた道路陥没事故で、これまで事業者側が問題なしとしていた地盤もよわくなっていることが新たにわかりました。付近の住宅では、事故で工事が停止された後も壁に亀裂が入るなどの新たな被害が出ています。

この事故は去年10月、調布市で外環道の地下トンネル工事により、真上にある住宅街の道路が陥没したほか、地中に空洞が生じたものです。

事故後、事業者のNEXCO東日本などが問題なしとしていた地盤を芝浦工業大学の稲積真哉教授が先月末に調査したところ、隙間が生じ、よわくなっていることがわかりました。

芝浦工業大 地盤工学・稲積真哉教授「地層の中が蜂の巣のような、スカスカな状態にある」

稲積教授によると、隙間は工事などの振動で生じたと考えられ、このまま工事が再開された場合、さらに陥没などの被害が生じる可能性があるということです。なお、事故後に工事が停止されたにもかかわらず近隣の家屋では壁に亀裂が入るなど新たな被害が出ています。