西日本では１３日も夏のような日差しで暑くなりましたが、北日本や東日本では雨で気温は上がらず、１１月並みの肌寒さになった所もありました。１７日以降は強い寒気が南下し、各地で秋が深まり、西日本の記録的な暑さもようやく解消となる見込みです。

西日本は、１３日も晴れて季節外れの暑さとなりました。全国で最も気温が上がったのは、熊本と熊本・玉名市岱明で、ともに最高気温３２．５℃となりました。熊本では、９月下旬から１９日連続で３０℃以上の真夏日が続いていて、１０月の真夏日連続日数の記録も更新し続けています。

一方、東北から東日本では冷たい雨の一日となりました。東京都心では日中も１８．５℃までしか上がらず、５月１９日以来およそ５か月ぶりに２０℃に届きませんでした。

また、仙台では最高気温１６．４℃と２日続けて２０℃を下回るなど、１１月並みの肌寒さとなった地域もありました。

１４日は東北や東日本でも日差しが戻り、肌寒さは解消へと向かい、この時期らしい気温になりそうです。西日本では１０月とは思えない暑さが続く予想です。

そして１７日以降は上空の強い寒気が南下し、各地で一段と冷え込みが強まる見込みです。西日本の季節外れの暑さも収まるとみられ、ようやく長袖や上着が活躍する季節となりそうです。

また北海道では平地で雪がちらつき、峠では積雪のおそれもあります。いよいよ本格的な秋の到来が近そうです。