花様年集団も…中国で不動産会社の苦境続く
中国の不動産会社の苦境が続いています。業界大手の恒大集団に続き、不動産開発会社の「花様年集団」も社債の償還を期日までにできなかったと発表しました。
深セン★に本拠を置く「花様年集団」は、今月4日に期日を迎えたドル建ての社債のうち、およそ2億6000万ドル日本円でおよそ230億円分の償還ができなかったと発表しました。その上で「今後の影響や展開などを注意深く観察し報告する」などとしています。
中国の不動産業界をめぐっては、業界大手の「恒大集団」も経営不安が伝えられていますが、業界全体の苦境が改めて浮き彫りになったかたちです。
中国では、不動産価格の高騰を警戒する政府が、不動産会社への融資を引き締めたことなどから資金繰りが悪化する企業が増えているとみられ、中国経済への影響にも懸念が深まっています。
★セン(土へんに川)