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日経平均4日ぶり終値2万8000円上回る

2021年10月8日 17:03
日経平均4日ぶり終値2万8000円上回る

10月8日の東京株式市場で、日経平均株価は2日続けて値を上げ、7日に比べて370円73銭高い2万8048円94銭で取引を終えました。4営業日ぶりに終値で、節目の2万8000円を上回りました。

前の日のアメリカでは、連邦政府のデフォルト(債務不履行)が、当面、回避される見通しとなったことから、投資家の間に安心感が広がり、株価が上昇しました。これを受けて東京市場でも朝から幅広い銘柄に買い注文がふくらみ、平均株価の上げ幅は600円を超える場面もありました。

午後にかけては、日本時間の8日夜、アメリカで雇用統計(9月)の発表を控えていることなどから、様子見などで平均株価は伸び悩む展開となりました。

東証1部の全銘柄から算出する東証株価指数(TOPIX)も、10営業日ぶりに上昇しました。

東証1部の売買代金は、概算で3兆1984億円。東証1部の売買高は、概算で13億5677万株。