今シーズンも残り８試合と、終盤を迎えた国内女子ゴルフツアー。８日から３日間、無観客で行われるスタンレーレディスゴルフトーナメント（静岡・東名ＣＣ）の練習ラウンドが７日に行われました。

３週連続でトップ１０入りしている渋野選手は、「なんだかんだ上位で終わっているんですけど、３日、４日間を通していいゴルフができているかと言われるとそれは『はい』とはいえない。まだまだ課題もたくさんあるので、伸びしろがまだまだあるなとは思います」とコメント。

今大会で優勝すると生涯獲得賞金２億円突破となる渋野選手は、「『優勝すれば』と言われると、すごく難しく感じてしまう。目の前の試合に集中すれば越えられる壁だと思う」と話しました。２０１９年の１１月を最後に遠ざかっている優勝について、「優勝は全然考えていないですし、そこまでの自信もまだない。いまは目の前の１打１打を全力で頑張ってやることしかできない状況かな」と、目の前に集中する考えを示しました。

「まずは予選通過をすることが目標ですし、１打１打、悔いが残らないように頑張りたいです」と、大会に向けて意気込みました。

渋野選手は初日、古江彩佳選手・吉田優利選手と同組でラウンドに臨みます。

写真：日刊スポーツ／アフロ