×

中日・平田良介が異型狭心症を公表

2021年10月5日 15:54
中日・平田良介が異型狭心症を公表

プロ野球・中日の平田良介選手(33)が5日、自身のSNSを更新し、「異型狭心症」の診断結果を受けたと公表しました。

以下、平田選手のSNSより

みなさん、こんにちは。少し早いですが今年一年応援ありがとうございました!

私自身のユニホーム姿をみなさんに見せる事ができなくてすごく残念な一年でした。応援してくださったみなさん、本当にごめんなさい。

メディアにも私が今年どうしてたのかを報じられる事がなかったので私の今年の生活を応援してくださったみなさんには報告したいと思って投稿させていただきます。

7月4日の深夜、胸が締め付けられる感覚と動悸(どうき)が激しくて救急車で緊急搬送され、後日診断、診断結果は異型狭心症とでました。その日から四六時中胸の圧迫感と締め付けが強く、3分間のジョギングができない状態が続きました。後日カテーテル検査をして診断結果は異型狭心症のまま。

8月3日の運転中、ジェットコースターの落ちる瞬間の感覚があり、顔と頭、左手首から先が痺れてそこから救急外来へ。後日、呼吸の心拍と一緒のリズムで空気の抜けるような音が鳴っていたので呼吸器科でも問診をしてもらうようになりました。診断結果は喘息の薬で良くなったので喘息と言う事でした。

そのほかにもいろいろな症状がでていたので思うように試合に出る事も出来ず、身体は元気なのになんで野球が出来ひんのや!と悲しく思っていました。

2軍の試合の最後の方には試合にスタートででれるまで回復しましたが日にちがたつごとに悪くなり、福岡での試合中に立っているのが苦しくなり途中交代。辛かったです。

いつになれば気にせずに野球ができるのか、自分自身も野球がしたい。そしてみなさんの前で平田良介の野球を観てほしいです。

この謎の病気が早く良くなるように皆さんも祈って下さい。よろしくお願いします。今年も応援ありがとうございました!

平田選手は、大阪桐蔭高校から2005年にドラフト1位で中日に入団。2015年にはベストナインのタイトルを獲得するなど、中日の主力選手として活躍。通算104本塁打を誇り、プロ16年目の今季も開幕スタメンで出場しましたが、ここまで21試合出場。打率は2割1分、9安打、本塁打はありませんでした。

奈良県医師会などによると、「異型狭心症」は、血管がけいれんして、通り道が極端に狭くなるために胸痛発作が起こる心臓病です。