各地で真夏日 北海道では“ひょう”が…
23日は日本列島の広い範囲で真夏のような暑さとなりました。一方、北日本では荒れた天気になっています。
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31.7℃と10日ぶりに真夏日を記録した東京都心。
記者
「暑さのためでしょうか、アイス屋さんの前に人が集まっています」
ノースリーブにアイスクリーム。秋分の日なのに、まるで夏のような暑さです。
海も夏休みさながらの光景になりました。
「今年海行けなかったんですけど、これで十分夏気分に」
列島では235か所で真夏日を記録。
そんな中、多摩川の河川敷ではつむじ風が発生。砂を巻き上げる巨大な渦にサッカーをしていた子供たちはぼう然と立ちすくんでしまっています。
風は1分ほどで消え、物が飛ばされることはなかったということです。
一方、北海道などでは大気が不安定になり、荒れた天気になりました。
旭川市では午前11時半頃、ひょうのような氷の粒が激しく地面をたたきつけました。撮影者によりますと、直径1センチほどの氷の粒が突然降ってきたといいます。
撮影者
「ばばばっていうか、ばたばたばたっていう感じ。車はたまたま車庫に入れていたけど(入れていなかったら)小石当たったみたくへこんだところもあったのかもしれないなと思いながら。怖いなとは思いました」
弟子屈町でも午後2時頃、激しく雨が降った後、ひょうのような氷の粒が3分ほど降ったといいます。
北日本の大気が不安定な状態は24日朝まで続く見込みで、注意が必要です。