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バイデン氏“国民7割が撤退と”正当性強調

2021年9月12日 6:40

アメリカのバイデン大統領は、国内3か所の追悼式典に相次いで出席しました。

バイデン大統領は、ニューヨークの追悼式典のほか、東部ペンシルベニア州の旅客機墜落現場などを訪れ、献花しました。その後、今回のアフガン撤退の判断について改めて正当性を強調しました。

バイデン大統領
「国民の7割がアフガン撤退の時だと考えている」

一方、テロ当時の政権を率いていたブッシュ元大統領は演説で、「団結した国民を誇りに思った」などと振り返りました。

ブッシュ元大統領
「テロ後、驚くべき回復力を持つ団結した国民を率いたことは誇りだ」

ブッシュ氏は、「アメリカ人は傷つきやすいが、もろいわけではなく、人生最悪の瞬間を乗り越える力を持っている」と訴えました。
一方で、「団結の日々は遠い昔になった」「政治が怒りや恐怖、恨みをむき出しにしている」とも述べ、国内で分断が進む現状に懸念を示しました。