モデルナに異物 スペインの製造継続は可能
モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンに異物が混入していた問題を巡り、EU(=ヨーロッパ連合)の医薬品規制当局は、ワクチンを製造したスペインの医薬品メーカーが製造を継続することは可能だとの見解を示しました。
モデルナのワクチンを巡っては、日本国内で、一部に異物が混入しているのが見つかったため、およそ160万回分の使用が中止され、スペインの医薬品メーカーは、製造ラインに原因がある可能性があるとしています。
ロイター通信によりますと、EUの医薬品規制当局は27日、「これまでの情報をもとに予備的なリスク評価を行った結果、製造を継続することができる」との見解を示したということです。
ただ、根本的な原因については、「調査中」とした上で、「調査の進展に応じて、さらに情報を提供することができるだろう」としています。