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前橋で1年9か月…南スーダン選手ら帰国へ

2021年8月26日 19:10

東京オリンピック・パラリンピックのため2019年から群馬県前橋市で合宿していた南スーダンの選手らが、26日夜、帰国します。

南スーダン代表 アクーン選手「ありがとうございます、前橋」

南スーダン代表 ルシア選手「またすぐに会えることを願っています」

涙ぐみながら挨拶をしたのは南スーダンの選手ら5人です。5人は2019年11月に来日し、1年9か月におよぶ合宿を終え、26日、帰国します。

東京オリンピックには男女2人の選手が出場。陸上男子1500メートルのアブラハム選手は、南スーダン記録を樹立しました。

一方、パラリンピックには選手1人が出場する予定でしたが、南スーダンの国際パラリンピック委員会加盟が間に合わず、出場を断念して帰国することになりました。

選手らは午後3時半ごろ前橋市を出発して成田空港に向かい、26日夜、日本を飛び立ちます。