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土砂崩れ被害、遺体は32歳の女性 雲仙市

2021年8月18日 14:11
土砂崩れ被害、遺体は32歳の女性 雲仙市

記録的な大雨による長崎県雲仙市の土砂崩れの現場で17日に見つかった女性の遺体は、安否が分からなくなっていた32歳の女性であることが分かりました。

雲仙市の青雲荘近くで発生した土砂崩れの現場では18日も午前8時半から、安否が分からなくなっている森保啓さんの捜索が220人態勢で開始されています。

13日午前4時頃に発生した土砂崩れでは、民家2棟が全壊、森さんの妻、文代さん59歳が死亡。発生から5日目の17日、女性の遺体が見つかっていて、県は18日、安否が分からなくなっていた娘の森優子さんと発表しました。

現場近くの雲仙岳は、降り始めからの雨量が1240.5ミリと年間の総雨量の4割ほどに上っていて、山に亀裂が入り、市全体で31世帯52人が避難するなど被害が広がっています。