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開選手語った“シグネチャーモデル”とは?

2021年8月4日 21:24

ダブル表彰台となったスケートボードの女子パーク。日本史上最年少となる12歳で銀メダルを獲得した開心那選手は、試合後に「自分の“シグネチャーモデル”を出したい」と述べました。開選手が語った“シグネチャーモデル”とは?

■開選手「自分のシグネチャーモデルを出したい」

スケートボードの女子パークでわずか12歳で銀メダルを獲得した開心那選手。受賞後のインタビューで「これからどんなスケーターになっていきたいですか」という質問に対し、「世界でかっこいいスケーターになって、自分のシグネチャーモデルを出したいです」と話しました。

「シグネチャーモデル」とは、一般的に著名人の名前などを付けた製品のことをさします。例えば、選手用に作った特別仕様のモデルの一部を簡易化して、一般向けに販売されるものなどがあてはまります。

■「アディダス スケートボーディング」から昨年日本人初のシグネチャーモデルを発表

スケートボードシューズなどを取り扱うアディダス スケートボーディングはこれまで、世界中のライダーに影響を与えているタイショーン・ジョーンズ選手など、海外のライダーのシグネチャーモデルを発表してきました。

昨年2月には、日本人ライダー・三本木心選手のスケートボードシューズのシグネチャーモデルを発表。これは日本人ライダー初のことで、シューズには日の丸をイメージしたデザインがほどこされました。

■スポーツ用品販売店「スケートボードが滑りやすい環境を」

一方、スケートボードなどスポーツ用品を販売するムラサキスポーツにも「シグネチャーモデル」について電話で話を聞きました。

ムラサキスポーツ担当者:
――「選手本人にとっては、自分が関わっている商品が流通するとなると嬉しいものだと思います。(購入者も)選手に憧れてシグネチャーモデルを買ったり、ファンであれば買ってみたいというのはあると思います」

店舗では、オリンピックが始まってからスポーツを新たに始めたいという人や、昔やっていた人がまた始めてみようと来店する動きが出ているといいます。

ムラサキスポーツ担当者:
――「スケートボードなどがオリンピックの新種目として決まった時から、子ども達を中心にスポーツ人口が増え始めました。スケートパークの施設も沢山できて、もっと滑りやすい環境ができたらと思います」