仏で“接種促進”反対デモ 20万人超参加
フランス政府が新型コロナウイルス・ワクチンの接種を強く進める政策をとっていることに対し反対するデモが全土で行われ、20万人以上が参加しました。
フランスメディアなどによりますと7月31日、パリで行われたデモには1万人以上が参加。政府が進めるワクチン接種の政策に抗議し、「自由を!」などと訴えました。
当局は、およそ3000人の警察官で警戒にあたりましたが、参加者の一部が暴徒化したため、放水車や催涙ガスなどで対応し、19人を逮捕したということです。
デモは全土で行われ、20万人以上が参加しました。
フランス政府はワクチン接種などを証明する「衛生パス」の導入を進めていて、8月9日には飲食店でも提示が義務付けられる見込みです。
医療従事者などには罰則付きの接種を義務付けていて、反発も強まっています。