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NY職員“ワクチン義務化”$100贈呈も

2021年7月29日 5:49

新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大を受け、アメリカ・ニューヨーク州では、州の職員全員に原則、ワクチン接種が義務づけられる見通しとなりました。

ニューヨークのクオモ州知事は28日、9月6日から州の職員全員にワクチン接種、もしくは週1度の感染検査を義務づけると発表しました。

また、州の病院で患者と接する医療従事者については感染検査の選択肢は与えず、全員にワクチン接種を義務づけるとしています。

ニューヨーク州では1日あたりの新たな感染者数が2200人を超え、1か月前の8倍に増加していてワクチンの接種率向上が急務となっています。

こうした中、ニューヨーク市のデブラシオ市長は、市内に住居か勤務先がある人で市の運営する接種会場で初めてワクチンを接種した人にもれなく100ドル、日本円で1万1000円ほどを贈呈すると発表しました。30日から始めるということです。