永瀬貴規悲願の金「このためにやってきた」
◇27日、東京五輪・大会5日目、柔道男子81キロ級・決勝、東京・日本武道館
柔道男子81キロ級の決勝が行われ、銅メダルとなった2016年リオ五輪の雪辱を果たすべく永瀬貴規選手はモンゴルの選手と対戦しました。
決勝は両者決定的な技を繰り出せず延長戦に突入。最後は永瀬選手が「足車」による技ありで勝利し、金メダルを獲得しました。
以下、試合後の永瀬選手のコメント。
――今の気持ち
「オリンピックを無事に、たくさんの人のサポートや支援で開催されたことに感謝の気持ちでいっぱい」
――金メダルを決めた時の心境
「前回のリオオリンピックで悔しい思いをして、それから5年間つらい時間の方が多かったが、このためにやってきてよかった」
――耐えて勝ちきった
「僕の長所は気持ちで折れずに最後まで攻め抜く姿勢。今大会それがいかせてよかった」
――みなさんに金メダルの報告を
「これは自分一人では絶対にとることができなかった金メダル。たくさんの人に支えてもらって感謝の気持ちでいっぱい。ありがとうございます」
写真:ロイター/アフロ