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金1号・高藤直寿が号泣「これが僕の柔道」

2021年7月24日 22:08

◇24日、東京五輪・大会2日目・柔道男子60キロ級・決勝、日本武道館(東京・千代田区)

東京五輪柔道男子60キロ級の決勝で、日本の高藤選手は台湾の楊勇緯選手と対戦しました。

決勝は高藤選手にとってこの日3度目の延長戦へともつれこみ、両者とも譲らぬ展開が続きます。最後は相手選手に三つ目の指導が与えられ、高藤選手が反則勝ちで悲願の金メダルを獲得。試合を終え、最後に畳の上で深くお辞儀をした高藤選手、今大会日本勢として初の金メダル獲得となりました。

以下、涙を流しながらインタビューに応じた高藤選手のコメント。

――畳の上で笑顔が見えました

「本当に今までみんなに支えてもらってこの結果があると思います」

――試合後、仲間と抱き合って、どんな思い

「本当に古根川コーチ、井上監督に迷惑をかけてばっかだったので、結果を残せてよかったなと思っています」

――日本人第1号の金メダル

「こうやって(五輪を)開催していただいたおかげです」

――応援してくれた方へ

「豪快に勝つことはできなかったんですが、これが僕の柔道です。今まで応援してくださってありがとうございます。もっと金メダリストとして自分を磨いていきたいと思います」

写真:AFP/アフロ